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あなたの近くにいるのはこんなダニ!

わかっているだけでも50,000種類はいると言われているダニですが、
私たちの身の回り、家の中にいるのはどんなダニなのでしょうか。

 

【身体に“くびれ”があって、背中から顎の部分が見えない】

  • カザリヒワダニ (赤褐色 0..35mm)
  • イエササラダニ (白色 0.25mm)

 

【“くびれ”はなく、背中から顎の部分が見える】

 

(顎が大きく、触肢の先端に爪がある)

  • ツメダニ類 (オレンジ色 0.5〜0.8mm)

 

(顎部はそれほど大きくなく、楕円形。背板と短い毛が均一に生えている)

  • イエダニ類 (やや赤っぽい 0.5〜0.8mm)

 

(顎部はそれほど大きくなく、滴のような形。サイズは0.5mm以下)
第1、2脚と第3、4脚の間が大きく離れている。

  • ホコリダニ類

 

第1、2脚と第3、4脚の間はそれほど離れていない

  • コナダニ類
  • チリダニ類
  • ニクダニ類

 

これらは、室内塵中で検出される主なダニの種類です。
少ない場合でも、室内から10種類ほどのダニが発見されるそうです。

 

もともと室内に生息していたものもあれば、
動物(人やペット、虫)によって運ばれてきたもの、
風と共に家に入ってくる種類のダニもいます。

 

また、家の中の塵の中に生息する種類もあれば、
建材や食品の中で繁殖するもの、
ペットの身体に寄生して栄養を得ているものなどがいます。

 

最も多いのはチリダニ類で、全体の8割ほどを占めているそうです。
これについては、「チリダニの特徴と生態」で詳しく見ていきましょう。

ダニがいると何がマズいの?

家の中にダニがいると、人間にはどのような影響があるのでしょうか。

 

最も厄介なのは、アレルギー症状を引き起こすということです。

 

一部では、「アレルギー疾患の8割はダニが原因だ」
という説もあるくらいです。

 

「ダニに起因するアレルギー症状」でもご紹介した通り、
ダニやその老廃物が私たちの体内に取り込まれると、
それを排除しようとする免疫機能の作用から、
強いアレルギー反応が起こることがあります。

 

具体的には、皮膚のかゆみやくしゃみ、鼻水、目のかゆみ等。
気管内にじんましんが発生し、それによって呼吸が困難となったり
急激に血圧が低下して意識障害が起こったりすることもあり、
最悪の場合は死に至ることもあります。
(このような急激なアレルギー反応を「アナフィラキシーショック」と言います。)

 

アレルギーを軽く考えてはいけません!

 

また、刺されることによって感染症にかかってしまうこともあります。
日本紅斑熱やライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」等、
小さなお子さんや高齢の方など、
抵抗力が弱い方にとっては命取りとなる病気です。

ダニと勘違いしやすい生き物は?

家の中には、ダニの他にも様々な生物が潜んでいます。

 

サイズや形、色、脚の数・・・等、形態的な特徴をじっくり比較すれば
「ああ、ダニじゃないな」とわかって安心できるのですが、
パッと見ただけではなかなか見分けがつきませんよね。

 

小さなクモを見つけただけで、「ダニだ!」を大騒ぎしてしまう方も・・・。

 

そこで、家の中で見られるダニに似た生物をピックアップしてみました。

 

チャタテムシ

 

サイズ: 1〜2mm 白〜茶褐色 長い糸状の触角を持つ。

 

乾燥食品や本の間、畳などの藁製品でよく見かけます。
カビやホコリを食べて生きる、食菌性の昆虫です。
人に対する直接的な被害はありません。
ただ、ツメダニはこのチャタテムシを捕食しますので、
チャタテムシが増えるとツメダニも増殖することがあります。

 

シバンムシ

 

サイズ: 1.5〜3mm 楕円形 赤褐色

 

木材や畳のイ草を食べる虫です。
背中に細かい毛がたくさん生えているのが特徴的です。
アリガタバチは、このシバンムシの幼虫に寄生して産卵しますが、
この時、「邪魔される」と勘違いして人を刺すことがあるそうです。
刺された跡はツメダニの被害と似ているそうですが、
「かなり痛い!」という体験談もあります。
新築して数年のコンクリート造の家でも被害が多発しているそうですから
「新築だから大丈夫」と安心せず、ご注意ください!