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「まっすぐ歩く」ということはあまりないらしい

みなさんは、ダニの実物をご覧になったことはありますか?

 

種類にもよりますが、大きいものでも数ミリ程度と小さいですし、
姿を見てすぐに「あ、ダニだ!」と判断するのも難しい・・・

 

というわけで、ダニがどのような形態の生き物でどんな動きをするのか?
ということを具体的にご存知だと言う方は
少ないのではないかと思われます。

 

私も、自宅の部屋でダニを見たことはありません。
身体を刺されて初めて、その存在を意識する程度です。

 

しかしながら大学の実習で顕微鏡を使ってダニを観察する機会に恵まれ、
その動きを見ることができました。

 

目的物に向かって直線上を歩くというわけではなく、
ちょこちょこと寄り道をしながら進むという動きのパターンが印象的でしたね。

 

あの調子で布団の中を絶えずうごめいているのか・・・。
しかも、それが数百、数千匹も潜んでいる可能性があるわけですから
想像するとそれだけでも身体がかゆくなってきますね。

意外と俊敏!?

ダニ捕りマットで有名な日革研究所が公表しているデータによれば
ダニが平坦な面を歩く際には1mmあたり4〜6秒かかるそうです。
つまり、1時間あたり約58p〜90p進むということですね。

 

ダニの移動距離はそれほど長くない。

 

・・・ということは、動きも緩慢なのか?と思いきや、
意外にも俊敏な動きを見せることがあるそうです。

 

例えばマダニは、草むらの中で寄生するホストを待ち構え、
相手に気づかれないうちに飛びつきます。
散歩中のペットにいつの間にか付着し、
飼い主が気づかずに家の中に持ち込まれてしまう
というケースも少なくないようですよ。

 

また、室内で人を刺すことで知られているツメダニも、
俊敏な動きで獲物(コナダニ、チリダニ、ニクダニなど)を捕まえます。
生存のためには、ダニもぐずぐずしてはいられない!ということでしょうか。

クモとの比較でわかる!ダニの動きの特徴

ダニは分類の上ではクモに非常に近い生き物ですから、
「これはクモ?それともダニ?」と、
判断に迷うことも多いのではないでしょうか。

 

吸血した跡のダニは身体が膨れ上がって大きくなり、
赤褐色に変色しますので非常にわかりやすいのですが、
吸血前の状態はクモとの判別が難しいかもしれません。

 

ダニとクモは脚の本数も一緒ですし、
全体的なフォルムもなんとなく似ています。
クモだと思って油断していたら、実はダニだった・・・
なんて話もよく聞きますよ。

 

しかし、じっくり見てみると、
クモのほうが複雑な身体つきをしています。
ダニは「のっぺりとした楕円形から脚が出ている」
という印象ですが、

 

クモは頭胸部と腹部の境界がわかりやすいのです。
(しかも、クモは脚が長い!)

 

見分けるためのポイントとしてもう一つわかりやすいのが、動き方です。
クモは比較的俊敏な動きをしますが、ダニはワンテンポ遅い。
主観的な表現になってしまいますが、
ダニのほうが「野暮ったい動きをする」というイメージですね。

 

 

目で見てハッキリわかるサイズの種類のダニであれば、
刺される前に振り払ってブロックするのは十分に可能なようです。

 

室内でも屋外でも、「あれ、これ何の虫だろう?」と思う虫が
洋服に付着していた場合は、安易に触らずに
紙や棒、布などを使って素早く取り払うことが大切ですね。