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ダニが媒介する感染症は恐ろしい!

単に痒いだけではなく、深刻な病気になることがある。
さらには、死んでしまう可能性もある・・・!

 

これが、ダニの恐ろしいところです。

 

しかも、本人には「咬まれた」という自覚がなく
静かに症状が進行していくという点も
不安要素の一つですよね。

 

キャンプや海外旅行に出かけて、
「あ〜楽しかった!」と帰ってきて数日後。
急に高熱が出て、あれよあれよという間に逝ってしまう
なんてこともあるわけですから、
ある意味では奇襲をかけられるようなものです。

 

特に、ヨーロッパに旅行に出かける方は注意が必要ですよ。
アフリカや南米、東南アジアへの渡航とは違って、
感染症の心配はない、事前に予防注射を受ける必要もない。
そのように思われるかもしれませんが、

 

「ダニ媒介性脳炎」に関して言えば
中央ヨーロッパ〜ロシアにかけての地域が元も発生件数が多いのです。

 

人気の観光地でもあるドイツのバイエルン州も
マダニに起因する脳炎の患者数が多いことで知られていますので、

 

渡航の際にはワクチンの接種をオススメします。

 

特に、高度800m〜1,000mの落葉樹林帯を訪れる予定がある方は
自分の身を守るためにもぜひワクチン接種をご検討ください。

ワクチンはどこに行けば接種できるの?

「ダニ媒介性脳炎」など、ダニが媒介する感染症については

 

今のところ予防ワクチン接種の義務はありません。

 

発症数の多いヨーロッパ地域へ渡航する際でも、
あくまでも「受けたほうが良い」というレベルです。

 

実際に仕事などで海外に駐在している方でも、
「A型肝炎」「B型肝炎」「腸チフス」「破傷風」「狂犬病」「日本脳炎」
などの予防接種は受けてもダニ脳炎の注射は受けていない
という方が多いようです。

 

ただ、「万が一」を考えるのであれば
やはり予防注射を打った方が確実でしょう。

 

注射は、1〜3か月の間隔を空けて

 

2回打たなければ抗体はつかないそうですから、接種は計画的に!

 

効果は3〜5年持続するそうです。

 

では、その予防注射を受けるにはどこに行ったら良いのか?
これについては、全国の検疫所が相談に応じてくれます。
厚生労働省が運営している「FORTH」というサイト
相談窓口の連絡先一覧が記載されていますので
ぜひ参考にしてみてください。

 

ただ、ざっくりと調べてみたところ、一般的なクリニックでも

 

ワクチンを独自に輸入して予防接種を行っているところもあります。

 

みなさんのお近くにも実施している病院があるかもしれませんよ。
(いくら身を守るためとはいえ、遠方まで出かけるのは
時間的にも金銭的にもロスが大きいですからね・・・。)

ワクチンのメカニズムと知っておくべきリスク

ワクチンを接種することで予防できるなら、
いっそ「渡航の際は必ず注射をする」と義務化した方が良いのでは?
・・・そう思われる方もいるかもしれません。

 

しかし、どんなワクチンにも言えることですが、

 

予想もしていなかった副作用が出るかもしれない

 

というリスクをはらんだ物でもあるのです。

 

例えば、予防すべき病気にかかってしまうというパターン。
予防接種とは、ちょっと乱暴な言い方をしてしまうと
「菌やウィルスを体内に入れ込む」という行為ですから、

 

体質や体調によってはその病気にかかってしまうこともあるのです。

 

予防注射とは?

ワクチンを注入されると私たちの体内ではそれを「抗原」とみなし
「抗体」が作られます。
この抗体があれば、同じウィルスが入ってきたとしても
その表面に抗体がくっついて、細胞への侵入をブロックできるようになります。
ちなみに、ワクチンはウィルスの表面にある突起物から作られます。

 

また、アレルギー体質の方の中には、
次のような症状が出るケースもあります。

 

  • 注射をした部分が腫れる。
  • じんましんが出る。
  • 喘息の発作を起こす。
  • アトピー性皮膚炎が悪化する。
  • アナフィラキシーショックで意識を失う。

 

これらは、ワクチンに含まれる成分に反応して起こる症状です。

 

こういったリスクもあることから、ダニ脳炎だけではなく
多くのワクチン接種は「任意」という扱いになっているんですね。

 

予防せずに渡航してダニに咬まれて病気になるか。
はたまた、体調を崩すリスクを覚悟の上で予防注射を受けるか。

 

さて、あなたはどっち派ですか?