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かゆみだけじゃない!怖いダニ刺されの症状

ダニに咬まれた時の代表的な症状といえば、
なんといっても「かゆみ」ですよね。
「掻いてはいけない」とわかっていても掻かずにはいられない・・・
七転八倒のあの猛烈なかゆみは、
経験した方でなければ想像できないでしょう。

 

しかし、ダニ刺されの症状はかゆみだけに留まりません。
このサイトですでに紹介した「発熱」もそうですが、
(詳細は「急な発熱にご注意!」をご覧ください。)
ダニに咬まれて下痢を起こすこともあるんですよ。

 

健康な状態であれば便の水分は60〜70%ですが
これが90%を超えると「下痢」とみなされます。

 

なぜこのようなことが起こるかと言うと、簡単に言うと

 

腸が必要な水分を吸収する力が弱くなっているからです。

 

食事や消化の過程で生まれた水分は小腸や大腸に流れ込み、
そこで大部分が吸収されて固形の「便」を形作るわけですが、
その機能が正常に働かなくなると下痢をするわけですね。

 

ダニに咬まれた場合、その唾液と一緒に

 

”なんらかのウィルス”が体内に侵入することよって
それを排出しようとして下痢をすることがあります。

 

例えば、数年前から日本でも話題になっている
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)でも下痢を起こすことがあります。

なぜ下痢をするの?

下痢にもいくつかの種類があります。
単なる食あたりの場合もあれば、
ダニに咬まれたことによる感染症の可能性もあるわけです。

 

見分けるための最もわかりやすいポイントは、

 

下痢が続く回数

 

ですね。

 

暴飲暴食など、”感染性でない下痢”は、
腸での水分の吸収が追いついていない状態。
病院で整腸剤をもらって絶食すれば1日〜数日で治まります。
(程度が軽ければ市販の整腸剤で治ります。)

 

一方、1日に数回〜数十回のひどい下痢が
数日〜2週間にわたって続く場合。
病院の薬を飲んでも治まらない・・・
これは”感染性の下痢”を疑われます。

 

腸では、毒素を早く排出するために分泌物を出していますが、
この量が多くなることで下痢がひどくなるのです。

 

感染性の下痢には、
細菌によるものとウィルスによるものがあります。
以下に、その代表的な例をご紹介しておきます。

 

【細菌性】

  • サルモネラ菌
  • 病原性大腸菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 腸炎ビブリオ
  • カンピロバクター
  • ボツリヌス菌
  • セレウス菌
  • コレラ菌

 

【ウィルス性】

  • ロタウィルス
  • ノロウィルス
  • アデノウィルス

 

細菌とウィルスの違いは?

ウィルスは人の細胞の中で増殖するものであり、
細菌は細胞がなくても増えます。
つまり、ウィルスは他の生物に寄生しないと増殖できないということです。

 

最大の違いは、細菌には抗生物質が効きますが
ウィルスには効かないということです。

 

なぜなら、自分の体内に何かを取り込むという機能がないからです。

 

食べ過ぎたわけでもない、
体調が悪かったわけでもない、
食べ慣れないものを食べたわけでもない、
非加熱の食品を食べたわけでもない、
消費期限切れの物を食べたわけでもない、
同じ食事をした人は下痢をしていない・・・。

 

このような場合は、ダニに咬まれた可能性を
疑ってみたほうが良いかもしれません。

 

野外でダニ(マダニ)に接触する機会がなかったかどうか
数日前にさかのぼって思い出してみましょう。

他にはこんな原因を疑ってみよう

暴飲暴食でもないし、細菌やウィルスでもない。
ダニに咬まれた形跡もない・・・。
それなのに下痢が止まらない!

 

このような場合は、例えば次のような原因が考えられます。

 

  • 牛乳の乳糖を分解する酵素が少ない体質なのに、牛乳をたくさん飲んだ。
  • 人工甘味料を含んだ物をたくさん食べた。
  • 抗生物質を飲んだ。
  • ストレスが原因の過敏性腸症候群。

 

私も経験がありますが、病院でもらった風邪薬を飲むと
下痢をしてしまうことがあるようです。

 

これは、腸内の善玉菌を殺してしまうことが原因で

 

腸内のバランスが崩れてしまうから

 

なのだとか。

 

その他、難病である潰瘍性大腸炎や大腸がんでも
下痢を繰り返すことがあります。

 

便の様子がいつもとは違うな、下痢が続くなという時は
迷わず早めに医師の診察を受けられることをオススメします!