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湿度をコントロールする

私たちが住む家の中には、様々な種類のダニが潜んでいます。

 

中でも圧倒的な割合を占めるのは、チリダニ類。
彼らは生息できる温度条件が限られており、
60℃以上の環境に1時間以上置かれると死滅します。

 

逆に低温には非常に強く、マイナス1℃の条件下に3週間さらしても、
ヤケヒョウヒダニやシワダニは死にません。(コナヒョウヒダニは全滅)

 

しかし、一般の家庭でこのような極端な温度条件となることは
まず考えられないでしょう。

 

そこで注目したいのが湿度!

 

チリダニ類は、相対湿度を常に60%以下にキープすることができれば
その環境下では増殖できないのです!

 

たいていのダニは湿度55℃以下では増殖が鈍化しますので、
湿度コントロールは強力なダニ予防対策です。

 

ただ、温度に比べて湿度はコントロールが難しい上に、
人の健康への影響も大きいのがネック。
乾燥した状態になると風邪を引きやすくなりますし、
インフルエンザなどの菌が蔓延しやすくなるというのは
みなさんもご存知の通りでしょう。

 

とにかく、こまめに窓やドアを開けて空気を入れ替えたり、
換気扇を利用したり・・・といった方法で室内に風を入れ込む努力をしましょう。

 

風を入れて室内の空気を動かすことは湿度を下げることにつながり
結果的にダニ増殖の予防にもなり得るのです。

部屋干しは危険!

ダニ予防のためには、室内の湿度を適度にコントロールすることが
大切であることをご紹介しましたが、
そこでぜひ気を付けていただきたいのが「部屋干し」です。

 

天気が悪い日であれば致し方ないと思いますが、
仕事やプライバシーの都合などで
「洗濯はいつも部屋干し」という方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、洗濯物を室内に干すことは部屋の湿度上昇につながり、
ダニやカビが繁殖しやすい環境を自ら作り出すことになってしまいます。

 

もし、どうしてもそうせざるを得ない状況にあるのであれば
カーペットがある部屋や畳の部屋、布団がある寝室は避けましょう。
湿気を帯びたホコリや繊維は、ダニの住処になりやすいのです。
ダニの繁殖を抑えるには、フローリングの部屋や浴室に干すのがオススメです。
(ただし、それでも完全には予防できませんので換気は必須です!)

 

また、これは私が動物病院の獣医さんから聞いた話ですが、

 

部屋の観葉植物に住み着いているダニもいるそうです。

 

それによって人やペットが被害を受けるケースも多いそうなので、
湿気が溜まりやすい部屋や場所に観葉植物を置くのは避けたほうが良さそうですね。

カーペットの素材やデザインにこだわる

家の中でダニが繁殖しやすい場所の一つとして
カーペットが挙げられます。

 

空気中のホコリ(ハウスダスト)をその毛でキャッチし、
それが舞い上がらないように保持する役割を持っていますが、
逆に言えばダニのエサとなるものを多く溜め込みやすいということ。
そこに湿気や好ましい温度条件が加わると・・・
あっという間にダニが大繁殖してしまうのです!!

 

そのような事態を予防するためには、
カーペットの選び方にもこだわる必要があります。

 

まずは素材。
化繊のカーペットは吸水力が弱く、湿気を溜め込みにくいというメリットがあります。
肌触りの観点からウール製のものを選んでいる方も多いかもしれませんが、
「ダニの繁殖を予防する」という点では化繊がオススメです。

 

次のデザイン。
カーペットには、毛先がループ状に加工されているものと、
切りっ放しのような状態になっているカットタイプがあります。

 

 

ダニを予防するには、ループタイプがベスト。
毛がへたれにくく、通気性が良いので湿気がたまりにくいんですよ。

 

次は、お掃除法です。
さきほどもご紹介した通り、カーペットにはハウスダストが溜まりやすく
ダニが繁殖する環境になりやすいというデメリットがあります。

 

そこで、掃除機のスペックにもよりますが、
1m2あたり3分くらいの時間をかけて丹念に掃除をすることが大切!

 

筆者は、掃除機付属の回転ブラシの吸口を取り付けて掃除しています。

 

また、表面をサッと撫でる程度のいい加減な掃除を毎日するよりは、
1週間に一度、時間をかけてじっくり掃除機がけしたほうが効果的だそうです。