ダニの総合情報サイト | ダニ退治110番

いつもの散歩道が危ない!

カーペットや畳は敷いていないし、
掃除も毎日すみずみまで時間をかけてやっている。

 

室内にはなるべく物を置かず、
ホコリが溜まりやすい場所を作らないような努力もしている。

 

布団もまめに天日干ししているし、室内の湿度管理もバッチリ!

 

・・・それなのにダニがいる!

 

ダニのアレルギーだと診断されてしまった。

 

そのような場合、もしかしたらペットが原因かもしれません。
家にいれば清潔な環境で過ごしているでしょうが、
散歩に出かければ彼らは草むらの中にもどんどん入っていきますよね。

 

緑の多い公園、河川敷やあぜ道の草むら、
道端の草むらにも、ダニは潜んでいます。
草の先端に身を潜め、ホストとなる動物がやってくるのを
「今か、今か」と待受けているダニもいるんですよ!

 

毛の長いタイプのペットだと、出かけた先でダニが付着したとしても
すぐにそれとは気づかないでしょう。
そのまま家に帰ってくるということは、家の中にダニを持ち込むということ!
それがダニの繁殖を引き起こす原因になっているのかもしれません。

ペットが運んでくるのはどんなダニ?

ペットが外から持ち込むダニの中で、最も危険なのはマダニです。

 

ペットも家族も気づかないうちに皮膚や毛に付着し、皮膚に咬み付きます。
ダニの唾液には皮膚を溶かす酵素が含まれており、
その作用で皮膚をやわらかくしながら、
「鋏角」というノコギリのような形状の口器で皮膚を切り裂きます。

 

そして「口下片」という突起物を皮膚の奥深くまで差し込み、
ペットの血を吸うことによって栄養を得るのです。

 

この時、セメントのような物質で口元を固定しているため、
引き離そうと思ってもそう簡単には抜けません!

 

さて、問題は、ダニが出す「唾液」です。

 

この中にはペットや人の命を奪うこともあるほどの
凶悪なウィルスや菌が含まれていることがあります。
マダニが引き起こす可能性のある症状、病気で代表的なものを
以下にピックアップしてみました。

 

★貧血
大量に血を吸われると、貧血を起こします。

 

 

★アレルギー性皮膚炎
マダニの唾液に対するアレルギー反応が起こり、ひどいかゆみが出ます。

 

 

★麻痺症
唾液に含まれる麻酔薬のような成分によって神経障害が起こります。

 

 

★バベシア症
赤血球が破壊される病気です。
発熱や貧血、黄疸などの症状が出ます。
ペットの場合は死亡することもあります。

 

 

★日本紅斑熱(リケッチア)
ペットには症状が出ません。
ただ、人が感染すると頭痛や発熱、倦怠感などを生じます。

 

 

★ライム病
発熱、食欲不振、全身性の痙攣、関節炎など。
人が感染した場合は心膜炎や顔面神経麻痺が生じることもあります。
患部に赤い丘疹が表れるのが特徴的です。

 

 

★Q熱(コクシエラ菌)
高熱、呼吸器の症状など風邪やインフルエンザに似た症状が出ます。
ペットの場合は流産や不妊症、
人の場合は心筋炎や肝炎、鬱症状などが表れることがあります。

 

 

★エールリヒア症
発熱、貧血、鼻汁、食欲不振、流涙、元気がなくなる等。
人の場合は呼吸困難などの症状が出ることもあり、
最悪の場合は死に至ることもあります。

大切なペットと自分を守るために。

ペットのためにも自分のためにも、ダニ対策は大切です。

 

理想的なのは「危険な場所に近づけない」。

 

すなわち、マダニが繁殖している可能性のある
草むらなどに行かないことなのですが・・・
ペットだって自由に動き回りたい時もありますよね。

 

私も犬を飼っていた時期がありますのでよく分かるのですが、
どれだけ可愛がられて大切にされていても
ペットにも彼らなりにストレスが溜まるようです。

 

散歩くらい、のびのびと動かせてあげたい・・・ということで、
行動をあまり制限せず自由にさせているお宅も多いのではないでしょうか。

 

そこで役に立つのが、ダニ駆除効果のある薬です。

 

ペットの身体の一部に垂らしてあげるだけで
全身をダニから守ってくれるタイプの薬が販売されているんですよ。

 

ホームセンターでも安価なものが手に入りますが、
動物病院で出してもらうものと比べると効果も薄いようです。
(「医薬部外品」と「動物医薬品」の違いですね。)
水に濡れると効果が定価してしまいますし・・・。

 

ペットオーナーさんたちの間で人気があるのは、
メリアル・ジャパンの「フロントラインプラス」
バイエル薬品の「フォートレオン」ですね。
いずれも首元にチョチョッと垂らすだけでOKのスポットタイプのお薬です。

 

フロントラインは「フィプロニル」という有効成分の働きで
身体についたダニを駆除するのに対して、
フォートレオンのほうは「ペルメトリン」の働きによって
ダニが噛み付く前に駆除します。

 

私は「フロントライン」しか知らなかったので
獣医に勧められるがままにこちらを使っていましたが、一部では

 

「ペットが暴れ出した」
「農薬に使われる劇薬だからペットにとって危険だ」
「毛並みが悪くなる」

 

というネガティブなウワサもあり、使用を控えている方もいらっしゃるようです。

 

その点、フォートレオンのほうに関してはこうした悪評はほとんどありません。

 

「すでに付いてしまったダニを駆除するか」

 

「その前にブロックするか」

 

どちらを選択させるかはみなさんの価値観次第ですが・・・。
かつての私がフォートレオンの存在を知っていたら、
迷わずこちらを選んでいたことでしょう。

 

いずれにしても、ペットの身体にはほとんど吸収されないようですので、
使用してみて目立った異常が見られなければ
そのまま継続しても大丈夫だと言えるでしょう。