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ペットオーナーを悩ます「毛ダニ」の正体は?

よく、「うちのペットに毛ダニがついて・・・」なんて会話を耳にしますが、

 

正確には「毛ダニ」ではなく「ニキビダニ」。

 

「毛包虫」とも呼ばれます。

 

「毛包」という言葉の通り、
主にペットの毛包(毛を生成する器官)に寄生しています。
わかりやすく言えば、毛の根元、毛穴の中に潜んでいるため
表からは見えにくい!
飼い主さんも、ダニがいることに気づいていないケースが多いようです。
(ペットとして飼われている犬の約半数はこのダニを持っているそうです。)

 

しかも、このダニが寄生しているからといって
必ず皮膚にトラブルが生じるとは限りません。
「毛の中にダニが棲み付いている」という点では気持ち悪いですが、
ホストが健康な状態であれば、特に異常は生じないのだとか。

 

ただ、体調を崩したり、年齢を重ねることで免疫力が低下してくると
脱毛や皮膚炎などのトラブルを起こしやすくなります。

 

また、抵抗力の弱い子犬も(10か月くらいまで)
毛ダニ(毛包中)が原因と思われる皮膚炎を発症しやすいそうですから
異常を感じたらすぐに獣医師さんに診てもらいましょう。

 

ちなみに、ダニ予防薬としては首につけるスポットタイプの薬、
「フロントライン」が有名です。
生後2か月くらいから使えますので、
こちらも獣医師に相談してみてください。

「毛包虫症」の症状は?

前述の通り、毛ダニ(毛包虫)が寄生しているからといって
必ず脱毛や皮膚炎などの症状が出てくるわけではありません。

 

ただ、免疫力や抵抗力が落ちていたり、
ホルモンバランスが乱れていたり
栄養バランスが崩れていたり・・・といった要因が重なると、
ヒドイ皮膚炎を起こして非常にかゆがったりします。

 

また、遺伝的に毛包虫由来の症状を発症しやすい場合もあります。

 

「毛包虫症」には局所性のタイプと全身性のタイプがあり、
症状の表れ方が異なります。

 

【若年性局所性毛包虫症】

3か月〜6か月の子犬に多く発生します。
目や口の周りに発生することが多く、1ヵ所〜数ヵ所と限定的。
(身体や四肢に出ることもあります。)

 

 

【成犬性全身性毛包虫症】

月齢を問わず、発症します。
主にはホルモン異常が関係しているそうです。
成犬の場合、治療の効果が出ないほど重症になってしまうこともあります。

 

 

困ったことに、毛包虫症は

 

初期にはほとんどかゆみが出ないのだとか。

 

ペットがかゆがるしぐさを見せないため、
飼い主さんが気づかないうちに全身に広がって重症化してしまう・・・
というケースも多いようです。

 

愛するペットにつらい思いをさせないために、
ダニ対策は、油断大敵ですね!

効果的な予防法&治療法は?

毛ダニ(毛包虫)からペットを守るためには、
免疫力を低下させないこと!

 

月齢や体質に応じて、
適切なペットフードを選ぶことをオススメします。

 

私も犬を飼っていたことがありますが、
獣医師に相談するとぴったりのフードをセレクトしてくれますよ。
ペットの体調や体質は飼い主にもわからない部分が多いので、
専門家に指示を仰ぐのが一番確実です。

 

手作りフードも愛情たっぷりで良いと思いますが、
それが本当にペットにとって必要な栄養なのか・・・
というのは素人には判断できないですからね。

 

また、身体やペットの身の回りを清潔にして
ダニが繁殖しにくい環境を作ることも大切です。

 

もし毛包虫症を発症してしまった場合は、
抗生物質や殺ダニ剤を使った薬浴などの治療が施されます。

 

ただ、年齢が若ければ治療効果も出やすく
2か月前後で症状が落ち着きますが
年齢を重ねたペットはなかなか症状が緩和しないそうです。
免疫力も低下していますし、
皮膚炎自体が慢性化しているケースも多いのだとか。

 

飼い主の立場としては非常にご心配だとは思いますが、
根気よくつきあっていくしかないようです。
(そのような事態を避けるためにも、予防が大事だということですね。)

人間の頭皮にもいる!こんな毛ダニ

さてさてみなさん。
おそらく、
「人間にも毛があるよね?ここにはダニは寄生しないの?」
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

犬や猫ほど毛むくじゃらではないので見過ごされやすいのですが、
私たち人間だってほぼ全身が毛で覆われていますよね。
皮膚にググッ〜っと近づいて、
毛穴の中までクローズアップしてみれば

 

いますよ、います!

 

「皮膚ダニ」と呼ばれるダニで、
主に皮膚の分泌が多い部分の毛根に棲みついているのです。

 

皮膚ダニには、大型・小型の2種類があります。
大型タイプ : 毛根に棲むデモデクス・フォリキュロラム
小型タイプ : 皮脂腺に住むデモデクス・ブレビス

 

私たち自身は全く気づいていませんが、
皮膚細胞に口器を差し込んで
栄養分を吸収して栄養を得ているんですよ。

 

ダニは私たちが眠っている間に皮膚の表面で活動し、
明るくなれば毛穴の奥に引っ込んでしまいます。
そして、皮膚の下の角質層に卵を産み付けて、
約2週間で孵化するのです。
一度に生む卵は50個を超えるというから恐ろしいですね・・・!

 

皮膚ダニが寄生していることで、
私たちが害を被ることはないのか?と言えば、
刺された時に皮膚が炎症を起こして
皮膚炎や抜け毛などの症状を引き起こすことがあります。

 

ただ、「毛包に溜まった余分な皮脂を食べてくれる」
という役割もあり、
それによって私たちの皮膚が健康な状態を保つことができているのだ
という見方もあります。

 

ですから、完全に駆除してしまうというのは
逆に肌トラブルを増やすことにもつながり、
必ずしも望ましいことではありません。

 

とはいえ、皮膚ダニが異常繁殖すれば皮膚トラブルも増えますし、
当然のことながら望ましくない状態。

 

異常繁殖を防ぐためにも、
皮膚(頭皮を含めて)は常に清潔な状態に保ちましょう。

 

普通に毎日入浴して身体を洗っていれば、
皮膚ダニによる炎症で苦しめられるようなことはありません。

 

お互いにメリットのある「共存」を維持するためにも、
あまり神経質になり過ぎないほうが良いですよ。

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