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カーペットはダニの温床。その理由は?

今でこそ全く珍しいものではなくなっているカーペットですが、
よく考えてみると、もともとは畳文化だった日本で
カーペットがこれほどまでに普及しているのは
ちょっと不思議な気もしませんか?

 

一体、日本ではどのくらい前から使われていたのだろう・・・
と調べてみたところ、魏志倭人伝の時代から
「元祖・カーペット」とも言えるような敷物が使われていたようです。

 

日本におけるカーペットの生産が本格的に始まったのは大正時代。
昭和の高度経済成長の波に乗ってさらに生産数を伸ばしたのだとか。
技術開発も進んだことから、MADE IN JAPANのカーペットは
世界で評価される品質となったわけです。

 

日本で流通しているカーペットの半数以上は、
基礎となる布に針で長い糸をとりつける「タフテッド織」
という方法で作られています。

 

この場合、抜毛や変形を防ぐために
基布に合成接着剤で裏布を付けてある場合が多いのですが、
これは水分を通さない=湿気が籠りやすいのが特徴。

 

「断熱性が高い」というメリットもありますが、
一方で

 

「ダニが繁殖しやすい高温・多湿の環境を作り出しやすい」

 

というデメリットもあります。

 

カーペットは、人が動いた時に舞い上がる塵を毛でキャッチするため、
これがカーペットの毛の間にどんどん溜まってしまいます。
それがエサとなってダニに繁殖を助長してしまうというリスクも!

カーペット掃除のコツ@ 掃除機のかけ方

カーペットを住処として繁殖してしまったダニは、
どうすれば除去できるのか?

 

おそらく多くの方は、「掃除機をかける」という方法で
対処されているのではないでしょうか。

 

それは間違いではありませんが、
カーペットのデザイン(毛の長さや密度、素材など)によっては
掃除機をかけたくらいでは除去できていませんよ!

 

フローリングを掃除するような感覚で掃除機をかけたくらいでは
溜まっている塵の1割ほどしか除去できないという実験データもあります。

 

ちなみに、毛がループ状に加工されているカーペットは
毛と毛の間に隙間ができやすいので塵やダニを吸引しやすいのだとか。
逆に、毛先が切りっ放しのカットタイプは毛の密度が高いので
掃除機による吸引効率が低いようです。

 

カーペット掃除で塵やダニを除去するためのポイントは次の通りです。

 

1m2あたり3分くらいかけて、丁寧に掃除機をかける

 →除去率が4割までUP!

 

回転ブラシ付き(もしくはカーペット専用)の吸い口を取り付ける

 →密集した毛の間の塵やダニを取り除きやすくなります。

 

カーペットを叩きながら掃除機をかける

 →毛の根元に入り込んだ塵が舞い上がるため、吸い込みやすくなります。

 

カーペットの毛を起こすような向きで掃除機をかける

 →毛の根元に溜まった塵を取り除きやすくなります。

カーペット掃除のコツ@ 丸洗い

塵どころか、食べこぼしの汚れで汚くなっているカーペット。
ダニだけではなく、ゴキブリも出てきますよ・・・。
少なくとも年に1回は丸洗いしましょう!

 

カーペットを洗うための専用の洗濯機があるコインランドリーもありますが、
洗剤を入れて回したくらいではちょっと心配・・・。
ダニの成虫は、1日中水に浸けていても生きているそうですよ。

 

晴れた日に、ブラシをかけながらゴシゴシと丸洗いするのがオススメです。

 

お掃除のプロであるダスキンでは、布団をクリーニングする際に

 

「40℃のお湯で洗浄した後、高温熱風で乾燥する」

 

という方法を採用しているそうで、ダニの死滅効果が得られるのだとか。

 

一般の家庭でも、丸洗いした後に天日干しにして十分に乾燥させ、
仕上げに丁寧に掃除機をかけるという方法ならば
同じような効果が期待できるでしょう。

 

すなわち、アレルギーの原因となるダニの死骸や老廃物を取り除き、
生きている成虫に関しても「死滅」もしくは
少なくとも「繁殖力を抑える」ことができるはずです。

 

洗剤は、私はユーテックジャポンのカーペット用洗剤を使っています。
ダニに特化した効果がある洗剤ではありませんが
「自然の植物から作った」という謳い文句の洗剤なので、外で丸洗いして
そのまま流してしまっても環境への影響が少ないのではないかと・・・。

 

水を使わず手軽にカーペットをシャンプーできるこんな商品もあります!