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畳にダニが繁殖しやすいのはナゼ?

昨今は、畳がない家も多いと聞きます。
一抹の寂しさを感じるのは私だけでしょうか!?
言うまでもなく畳は日本人が古来愛してきた床材ですから・・・。

 

しかし、畳というのは、もともと上流階級で使われるものだったのだとか。(鎌倉時代)
一般階級に普及したのは江戸時代の中頃なんですね。

 

フローリングと違って、ごろんと寝転んでも背中が痛くありませんし、
冬場の底冷えも緩和されますので、これからの超・高齢化社会では
再びニーズが高まる床材ではないかと予想していています。

 

一畳は約180×90.×5cm。重さは20〜35kg

 

ただ・・・問題は、ダニの温床になりやすいというデメリットがあることです。

 

湿度が高い環境下では水分を吸い、乾燥していれば放出する・・・
という優れた調湿性を持っているのが畳の特徴。
「畳は呼吸する」と言われている所以ですが、
湿度が高いうえに天然素材!ということで、ダニにとっては大好きな環境なのです。

 

具体的には、畳に含まれる水分が13%以上になると
ケナガコナダニが出てきます。
15%〜18%で大量発生!
粉を吹いたような状態になるので、どんなに鈍い方でも気づくでしょう・・・。

 

大切なのは、できるだけ風の通り道を作って通気性を良くしてあげること。
畳の上にカーペットを敷いているお宅をよく見かけますが、これはNG!
畳に湿気と熱がこもりやすくなってしまいます。

畳掃除のコツ@ まずは乾燥!

畳にダニを繁殖させないために、もしくは、発生したダニを駆除するために。
まずは畳を天日干しして乾燥させましょう。

 

ダニは、乾燥に弱い生き物です。
湿度60%を超える環境下では活発に行動して子孫を残しますが、
50%以下になると繁殖能力もガタ落ちです。
すぐには死滅しませんが、乾燥した状態をキープできれば
畳に住み着いているダニを数週間で根絶することは可能です。

 

「布団を干すことはあっても、畳を干したことはない」
という方も多いかもしれませんが、本気でダニを駆除しようと思うなら

 

年に1〜2回は畳も干しましょう!

 

「えっ、畳って素人でも取り外せるの!?」と驚いたアナタ。
マイナスドライバーを畳と畳の間にある溝に食い込ませて、
グッと上に持ち上げると意外と簡単に剥がせるものですよ。

 

ただし、あまり力を掛け過ぎると畳を傷めてしまいます。
ドライバーは2本使い、力任せにせず
そっと入れ込んで持ち上げるのがポイントです。

 

この時、畳の下にはホコリがいっぱい!
畳の下には湿気や熱もこもりやすいので、そこはダニの温床・・・。
時間をかけて、しっかり掃除機をかけて吸い込んでください。

 

取り外した畳は、日焼けを防ぐために裏側を日光に向けて干しましょう。
図のように、四隅を浮かせた状態で干せば汚れませんし
地面の水分を吸ってしまう心配もありません。
ブロックや、なければペットボトルや厚い本を使って持ち上げましょう。

 

また、布団叩きで叩けば、溜まったホコリやダニの死骸、老廃物・・・等、
アレルギーの原因となる物質も取り除くことができます。

 

そして、天日干しが終わったら必ず掃除機をかけましょう!

 

叩き出すことで表面に出てきホコリやダニを除去するためです。
このプロセスを怠ってしまうと、
かえってアレルギー症状が悪化してしまうこともありますよ。

畳掃除のコツA 掃除機のかけ方

さて、その掃除機のかけ方にもコツがあります。

 

畳の目に沿って、ゆっくり静かに動かす

畳を傷めず、確実にダニを吸引します。
推奨されているのは、「1畳あたり30秒以上」です。

 

水で固く絞った雑巾で表面をやさしく拭く

表面に付着した汚れをOFFします。
拭いた後は、しっかり乾燥させるのがポイント!

 

畳の下に防虫シートを敷く

畳の下は、「高温多湿」というダニの繁殖に好条件な環境ができあがりやすい場所。
防虫シートや乾燥シートを敷いておくことで、
ダニの繁殖をいくらかでも抑えることができます。

 

とはいえ、こまめな掃除と乾燥は欠かせませんよ!!