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寝具はダニの温床!その理由は?

「ダニは家の中のどこにいるのか?」

 

という話題になった時、真っ先に候補に挙がるのは寝具。

 

確かに、様々な機関の実験結果を参考にしてみると、
布団や枕などの寝具にはダニがうじゃうじゃ!
なぜかと言うと、寝具にはダニが好む「湿度」があるからなんです。

 

成人は寝ている間、1時間に平均20gもの汗をかいています。
実際、寝て起きた後に敷き布団の下を触ってみると、うっすら湿っている!

 

さらに、寝具には私たちの身体から剥がれ落ちた
剥離上皮(垢、フケ)がついています。
横になって寝相をうったりしている間にそれらは寝具に繊維に入り込み、
そこに汗&呼吸による水分が加われば・・・
あっと言う間にダニにとってベストな繁殖環境のできあがり!

 

特に、春〜秋にかけての時期は、
ダニにとって心地よい温度&湿度環境がそろう季節だけに
増殖のスピードも増していきます。

 

また、ダニ本体もさることながら、その老廃物や死骸は
あらゆるアレルギー症状の原因になります。
原因不明の痒みや鼻水は、実は
メンテナンスを怠った布団によって引き起こされているのかもしれませんよ。

 

特に気をつけるべきは、敷布団の上半身部分と枕です。

 

剥離上皮が入り込まないように、枕や布団を
皮革や合成樹脂などの膜でコーティングした寝具も販売されています。
喘息患者用としては、次のような布団もありますよ。
カービックジャパンの防ダニふとん

 

「綿や羊毛、羽毛の布団はダニが寄ってきやすい。
その点、化繊はカラッとしているのでダニが繁殖しにくいし丸洗いしやすい。」

 

という話をよく聞きますが、そうは言っても
化繊の布団が100%安心というわけではありません。
あくまでも、「いくらかマシだ」だというだけ。

 

布団を変えただけでは根本的な解決にはなりません!

 

どんな素材の布団であっても、しかるべきメンテナンスをして
ダニが繁殖しにくい状態を維持していくことが大切なのです。

定番のダニ退治は「天日干し」。だけど・・・

では、どんなお手入れをすれば寝具のダニを予防&駆除できるのでしょうか。
定番なのは、なんといっても天日干しです。

 

太陽の光には、次のような効果があります。

 

紫外線による殺菌効果

8100万個あったブドウ球菌が、1時間の天日干しで0になったというデータがあります。
太陽の高度が最高となる昼の12時前後に紫外線も最強となるので、
10時〜14時が天日干しにオススメの時間帯です。

 

乾燥によって雑菌やダニの働きを抑える

菌やダニは乾燥した状態では増殖することができません。
実際、生乾きの洗濯物は嫌なニオイがしますよね?
あれは雑菌の繁殖によるものです。
天日干しすることによって、菌やダニにとって
居心地の悪い環境を作り出すことができます。

 

 

この2つを踏まえて、寝具を天日干しする際には次のことに注意しましょう。

 

 

時間帯は午前10時〜午後2時を目安に少なくとも2時間干す

紫外線が強く、最も湿度が低い時間帯です。

 

 

両面を干す

寝具の表面だけに太陽光を当てても、
ダニは日陰面に逃げ込んでしまいます。
両面を同じ時間分だけ干すのがより効果的です。

 

 

寝具の上から黒いビニール袋(または布)をかける

黒は熱を吸収しやすい色なので、寝具内の温度を効率よく上げることができます。

 

 

叩かない

寝具を干す時は「布団たたきで叩く」が定番ですが、実はNG!
繊維がバラバラになってホコリが出やすくなるので、
かえってダニを増やしてしまう原因となります。
叩いてしまった場合は、取り込んだ後に掃除機で表面を吸引しましょう。

 

 

すぐにはタンスに収納しない

太陽光でホカホカの状態の寝具を、また湿気の多いタンスに入れる。
これ、逆効果ですよね!?(ダニは「高温多湿」が大好き!)
室内に取り込んだ後は、その熱が冷めてから収納するようにしましょう。

ちょっと強引だけどこんな方法もあります!

「ダニは50℃の環境下に20分置かれると死滅する」という説もあれば
「70℃以上の温度条件が40分以上続くと全滅する」という説も。

 

一体どっちが本当なのか・・・と思って調べてみたのですが、
信憑性が高いのは後者のようです。

 

実験した結果を解説しているTV番組を見たのですが、
ダニは私たちが思っている以上にしぶとい・・・!

 

そこで、ちょっと強引ですがこんなダニ駆除方法もあります。

 

★布団乾燥機を使う。

 

機種にもよりますが、ほとんどの布団乾燥機は寝具内の温度を
60℃以上まで上げることができます。
この状態を2〜3時間キープできるようにモード設定すれば
ダニを全滅させることまではできなくとも、
その繁殖力に打撃を与えることはできるようです。

 

ただ、熱から逃げようとしたダニが寝具の表面に出てきます。
そのまま使用すれば、かえってアレルギー症状を起こしやすくなりますので、
乾燥機を使った後は必ず掃除機で吸引しましょう。
「1m2あたり約20〜30秒の時間をかけてゆっくり、丹念に」がポイントです。
あまりゴシゴシ動かすと、ダニの死骸やホコリをまき散らしてしまいます。

 

また、細菌はダニ吸引専用のノズルつきの掃除機も出回っています。
私が使っているのはコチラ。
掃除機に取り付けるだけの、布団専用ノズルダニバスターです。

 

毎分約2500回もの振動でダニを浮かせて吸い込む!
その除去率は99%というからすごいではありませんか。

 

これ、花粉対策にも効果アリだそうです。
おまけにUVランプを照射する機能もついていて、大腸菌の除菌効果も!

 

★スチームアイロンをかける

 

熱でダニを死滅させるという方法。
スチームアイロンは100℃まで温度を上げることができますので、
理論上はダニもイチコロ!

 

ですが、結構時間がかかりますし、寝具の素材を傷めてしまうというリスクもあります。
「ダニ駆除のためにスチームアイロンを使っていたら、寝具の寝心地が悪くなった」
「ふかふかだった寝具が、へたれてぺしゃんこになった」
・・・なんて、別の意味でショック!

 

★寝具を丸洗いする

 

水につけたくらいではダニは死にません。
それだけ、生命力の強い生き物なのです。

 

しかし、丸洗いすることよって、寝具に取り付いたダニを
「洗い流す」ことは可能なのだとか。
布団をまめに洗うという話はあまり聞いたことはありませんし、
これまた寝具の素材を傷めてしまいますが・・・

 

徹底的にダニを根絶させたい!というのであれば
年に1回くらいはそんな機会を設けてみるのも良いでしょう。
ただし、日頃のメンテナンス(天日干し、掃除機かげ)は必須です!!