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ダニがUVに弱いのは事実?

「UV」って色んな場面で登場するキーワードですよね。

 

子供の頃、小学校の洗面所に
「歯ブラシを殺菌消毒する」
という機械が設置されていて、
青白い光の中に歯ブラシを収納していたのですが、
今思うとあれもUV照射を利用した機械だったようです。

 

UVとは、Ultra Violetの略。
つまり「紫外線」のことで、太陽の光に含まれている成分です。
女性の方にとっては特に
「美肌の大敵!」というイメージが強いでしょうから
生き物にとって有害になり得る光であることは想像に難くないでしょう。

 

このUVは波長によってUVA、UVB、UVCに分けられます。

 

UVCはオゾン層に吸収されるため地上には届きません。

 

私たちが最も多く浴びているのはUVA。
太陽からの紫外線の90%以上はこの種類で、
お肌のメラニン色素を酸化させる作用があるため
浴び過ぎるとお肌が黒くなってしまいます。

 

また、肌の奥深くまで入り込む性質があり、
お肌のハリを失わせる原因となります。

 

残るのはUVBですが、
少量ながらもお肌に深刻なダメージを与える成分。

 

強い日差しに当たると
肌が炎症を起こして赤くなることがありますよね?
「サンバーン」と呼ばれる現象ですが、
あの症状を引き起こしているのがこのUVBです。

 

細胞のDNAを傷つける力があることも知られており、
生き物にとっては有害な成分です。

 

ダニも生き物ですから、UVに弱いはず!
最近はUV照射機能がついたダニ対策用の掃除機もありますから、
そのように思われている方も多いと思うのですが・・・。

 

残念ながら、UVを当ててもダニは死滅しないそうです!

 

以前、TV番組で実験を行っているのを見たことがありますが
ダニは特に大きなダメージを受けた様子もなく動き回っていました。

話題の掃除機の効果はいかに!?

そうなると、話題の布団用掃除機
「レイコップ」の購入意義が揺らいできますよね!?

 

「UV照射で99.9%まで布団を除菌できる」

 

「アレルギー患者の症状を軽減できる」

 

という謳い文句で大ヒットを飛ばしている掃除機ですし、
きっと多くの方が

 

「ダニ駆除にも効果があるハズだ」

 

と信じて購入されているはずです。

 

しかし実際は、「UVでダニを減らす」とはどこにも書かれていません。

 

あくまでも、UV照射の目的は「除菌」。
「毎分3,600回の振動でダニの死骸やハウスダストをたたき出す」
とは書かれていますが、
「UV照射でダニを殺します」という記述はありません。

 

また、ダニだけを選択的に吸い込むこともできません。

 

つまり、「ダニ駆除専用の掃除機」ではないということです。

 

ただ、除菌効果でダニのエサとなる菌類を除去すれば
結果的にダニの繁殖を抑えることは可能でしょう。

 

また、アレルギー発症の原因となるダニの死骸や老廃物を
強力に吸い取ることもできます。
ダニ駆除・予防に全く効果がないのか?と言えば
そんなことはないのです。

ダニ退治はそんなに簡単ではない!

さて、そんなレイコップに対抗するかのように
掃除機メーカーのダイソンが面白い広告を打ち出していました。

 

それは、
「UVには意味がない」
「必要なのは、強力な吸引力だ」
という内容。

 

ダイソンのエンジニアであるToby Saville氏によれば、

 

「UVでダニを死滅させようとする場合は、1つのスポットにつき
約1分かけてライトを照射し続けなければならない」

 

のだとか。
その場合でも、効果があるのは布団の表面のみで、
奥にいるダニには光が届かないので全く効果がないのだそうです。

 

つまり、UV照射はダニ駆除に全く効果がない、というわけではなく、
「どれだけ時間をかけて照射するか」が大事だということですよね。
レイコップでも、しつこく時間をかけて掃除すれば
ある程度はダニを死滅させることができるということになります。

 

いずれにしても、
死んだダニをそのまま布団に残しておくことが一番問題!
吸い込めば、咳・かゆみ・鼻水・皮膚炎など
アレルギー症状の原因になります。

 

レイコップを使うにしても、
「吸引」の工程をないがしろにしてはいけないということですね。

 

また、レイコップには30秒で70℃の温風を発生させる
「ドライエアブロー」という機能がついています。
ダニは65℃以上の温度と乾燥に弱いそうですから、
この機能を利用すれば
ダニにとって居心地の悪い環境を作り出すことができそうですね。