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鳥に寄生するダニの種類

「ペットにダニが寄生して、困っている」
「押し入れにしまい込んだ布団にダニが大発生した」
「カーペットにダニがいるみたいで、身体がかゆい」

 

・・・このような話はよく耳にしますし、
おそらくみなさんも多かれ少なかれ経験があることでしょう。

 

これらは、個人の努力でどうにか対処できる問題です。
忌避剤、殺虫剤、スプレー、ダニ獲りシート、布団用掃除機、乾燥機・・・
と、ダニ予防・駆除に使えるアイテムは色々そろっていますから。

 

しかし、

 

「自然界の動物が、一方的に運んでくるダニ」

 

これはついてはどうでしょうか。

 

知らない間に、
自分の気づかない場所でダニが大発生したら?

 

その最たる例が、鳥が運んでくるダニです。
通常は屋外で生息しているダニで、
家の中で自然発生することはありませんが
鳥が家に巣を作ったりすると室内にも入り込んでくることがあります。

 

このように、外部からもたらされるダニを
「迷入種(めいにゅうしゅう)」と言います。

 

鳥が持ち込むダニは、主に次の3種類です。

 

  • トリサシダニ
  • ワクモ
  • スズメサシダニ

効果的な対処法は?

トリサシダニ、ワクモ、スズメサシダニは、主に野鳥に寄生し、
その身体から吸血することによって栄養を得ています。

 

しかし、鳥が民家に巣を作った場合、

 

その巣に残ったダニが室内に侵入して
偶発的に人を刺すことがあります。

 

(※もちろん、ペットの鳥に寄生することもあります。)

 

ダニは鳥の巣の中で繁殖してヒナから吸血しますが、
そのヒナが成鳥になって巣立つと、そこから出て
吸血対象を求めて家の中をさまよいます。
その過程で人がいれば刺す、というわけですね。

 

活動が夜型なので、就寝中に被害に遭うケースが多いようですよ。

 

家の軒先、屋根裏、天井、戸袋など、鳥が巣を作った場合は
「ダニが繁殖するかもしれない」と思ったほうが良いですね。
(時期的には、5〜6月くらいです。)

 

被害を予防するには、とにもかくにも原因となる巣を除去すること。
ヒナが巣立ったら、すぐにその巣を撤去しましょう。

 

駆除の方法自体は家に繁殖するダニとほぼ同じで、
スプレーやくん煙剤など市販の殺虫剤でも駆除することができます。

知っていますか?「鳥獣保護法」

「え、わざわざヒナが巣立つのを待たなくても、
鳥の巣を見つけた段階で取っ払えば良いんじゃないの?」

 

と、思われた方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、これは意外と知られていませんが、

 

野鳥の巣はむやみに撤去することができないんですよ!

 

「卵やヒナがいる場合は、許可なく撤去してはいけない」
と、法律で決められているのです。

 

これは「鳥獣保護法」という法律で、
野生の鳥獣を保護するために定められたもの。

 

もしこのルールを破って自己判断で駆除してしまうと、
最高で1年以下の懲役刑、
もしくは100万円以下の罰金が科せられます。

 

ただ、明らかに人体に被害があるという場合は、
「有害鳥獣捕獲許可」を得ることによって撤去することができます。
これについてはお住まいの市町村窓口に確認しましょう。

 

ちなみに、卵やヒナがいない巣を撤去する場合については
許可は要りません。

 

「とにかく、家の中にダニが大発生するのは勘弁だ!」と、
焦って巣を撤去してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はそれが法律違反だったなんて・・・ちょっとヒヤっとしますよね。

 

こういった法律は、
実際に自分がその立場になってみないとわからないもの。
過去にやってしまったことは仕方がないとして、
今後、自宅に巣を見つけた時は
「そんな法律があるんだったな」ということを思い出してください。

 

ヒナが孵化して巣立つまでは約3週間程度。
その間、鳥のフンをまめに掃除したり
窓回りの隙間を埋めたり・・・と、
「清潔に保つ」「ダニが入り込む隙間を塞ぐ」
といった対処をすれば、室内での大発生は防ぐことができます。

 

心配な場合は、市町村窓口に相談しましょう。

 

鳥が巣を作った場合の対処法についてアドバイスをしてくれたり、
専門の業者を紹介してくれることもあるようです。