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ナフタレンとは?

子供の頃、祖母の家のタンスを開けると
いつも同じニオイがしたものでした。
ちょっと薬品ちっくで、ツンと鼻を突くような。

 

その正体は、そうです、ナフタレン!

 

(「ナフタリン」とも呼ばれます。)

 

化学の授業で習っているはずですから、
あの六角形が二つ並んだ構造式も
うっすら記憶にあるのではないでしょうか?

 

ナフタレンは、炭素と水素からできる化合物の一種。

 

専門的には「多環芳香族炭化水素」といい、
昇華性を持つ白色の結晶です。

 

昇華とは?

個体から液体を経ずに気体となる性質のことです。

 

工業的には、石炭を蒸留することで生じるコールタールを
蒸留することによって得られます。

 

主な用途は、ご存知の通り防虫剤。
タブレット状のものを個包装にした状態で販売されており、
100円均でも手に入るほどリーズナブルな価格設定が魅力的!
我が家でも、「2個入りの小袋×20個入り」を活用しています。

 

「ダニにはナフタレンが一番効く!」と聞いて購入してみたのですが
実際のところは本当に効果があるのでしょうか。

 

ダニ駆除に効果はある?

大学に進学して一人暮らしを始めた頃、
非常識だった私は全くダニ対策をせずに(クリーニングすら出さずに!)
コート類を押し入れの奥深くにしまい込んでいました。

 

その結果、久しぶりに着てみたら・・・身体がムズかゆい!
着ているうちに、なんだか息苦しささえ覚えたので、
すぐに脱ぎ捨てました。

 

よ〜く見たら、ポケットには身に覚えのない穴も開いていたので、
他の虫も発生していたのかもしれません。

 

それに懲りて、翌年からはナフタレンで防虫対策をしました。
本当はニオイがつかないものが欲しかったのですが、
なにしろ貧乏学生だったので、
「100均で買えて、しかも20個も入っている!」
ほぼ迷わずにナフタレンを手に取ったわけです。

 

結果的に、それからはダニで服をダメにしたことはありません。

 

実家でもタンスやクローゼットにナフタレンを使っていましたが
少なくとも記憶の範囲内では「服が原因でダニに咬まれた」
ということはありませんでした。

 

結論を言えば、ダニにはナフタレンが良く効くというのは事実のようです。

ナフタレンとの上手な付き合い方

ただ、気になるのはやはり、あの強烈なニオイです。
確実に服にも付着しますので、自分では気づかない間に
「防虫剤」とか「ナフタレン」
なんてあだ名をつけられてしまうかもしれませんよ・・・。

 

洋服タンスやクローゼットにはオススメしませんね。
(私は、お金がない時には懲りずに使いますが。)
余計なニオイがないタイプの防虫剤もラインナップが豊富なので、
「大切な服にナフタレン臭をつけたくない!」
という方は、無香タイプの防虫剤を選びましょう。
(または、着る前に毎回洗って柔軟剤で香りつけをするという方法もあります。)

 

ただ、畳のダニ退治に関しては、やはりナフタレンがオススメです。

 

これはTVの特集番組でも紹介されていた方法ですが、

 

「畳の裏側にナフタレンを設置して、畳をまるごとダニ退治シートで包み
クラフトテープで止めてパッキングする」

 

という方法です。
畳全体にまんべんなくナフタレン成分を浸透させることができ、
なおかつダニにとっては逃げ場がない!
ということで、「畳のダニはこれで一網打尽」だそうです。

 

卵はともかくとして、成虫のダニを、
お金をかけずに・効率的に退治するのはなかなか難しいですからね。
ナフタレンを使えば、経済的にダニを駆除できるというわけです。

 

ダニ獲りシートで包んだ畳の上で過ごさなければならないので
インテリア的にはどうかと思いますが・・・。

 

1ヵ月〜2か月の辛抱ですし、これでダニを駆除できるのであれば
そのくらいの我慢は必要ですよ!