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南京虫とは?

ダニと間違われやすい生物の一つとして、「南京虫」がいます。
「そんな虫の名前は初めて聞いた」という方は、
「トコジラミ」を言えばピンとくるでしょうか?

 

「ダニとトコジラミの違いは?」でもご紹介した通り、
南京虫とトコジラミは同一の生き物です。

 

ダニと混同されやすいのですが、正式にはカメムシの仲間で、
サイズももっと大きいので肉眼でも確認しやすいんですよ。

 

「南京虫」という名前から、「主に中国で繁殖する虫」
というイメージが強いかもしれませんが、
最近はアメリカやオーストラリアでも大発生したという例があります。

 

私の友人も、中国出張で南京虫の被害に遭ったことがあるそうです。
そのかゆみは、ダニに刺された時以上のものだったとか。

 

えぐらずにはいられないほどのかゆみで、
とても理性で抑えられるレベルではなかったそう。
「起きた時にはシーツが血だらけだった」ということですから、
相当なかゆみだったことがうかがえます。
最初は原因がわからず、内臓の疾患からくる病気か?と思ったそうです。

 

初めての吸血では反応が出ず、体内で抗体ができると
次に刺された時からは「アイツは異物だ!」とアレルギー反応が出始めます。
(ということは、彼は以前にも刺された経験があったのかもしれませんね。)

 

最初の症状から3週間前後で反応は鎮静化してくるそうなので、
それ以降も症状が続くのであれば
出張から南京虫を持ち帰ってしまった可能性が高い
・・・と、日本の皮膚科を受診した時に言われたそうですよ。

 

ダニ駆除には効果テキメンと思われている燻煙剤(バルサン、アースレッド等)も
南京虫には効かない!という説もあり、
素人が完全に駆除するのが難しいのだとか。

 

繁殖力・症状ともに、ダニを上回る強者と言えるのではないでしょうか。

えっ、こんなところで感染!?

「南京虫」という表現が広く浸透していますが、
実はこの言葉は差別用語なのだとか。

 

(南京という都市やそこに住む人を侮蔑している、と捉えられるため)
ですから、「トコジラミ」という正式名称で呼ぶのが正解です。

 

日本では2000年代に入るまでほとんど見られない生物でしたが、
ここ最近は日本でも被害が拡大しています。
海外から持ち込まれることが多いということで、
一般的な住宅よりも
不特定多数の人々が利用する施設での発生が多いようです。

 

【南京虫が発生しやすい施設】
簡易宿泊施設、ネットカフェ、カラオケボックス、
スーパー銭湯、健康ランド、ホテル、温泉宿

 

「ネットカフェで寝泊まりすることが多い」
「スーパー銭湯でまったりくつろぐのが好き」

 

という方は、注意が必要ですね。
痒みを感じた時は、それは南京虫の仕業かもしれません。

皮膚科を受診してもわからない場合もある?

ただ、異常を感じて皮膚科を受診しても、すぐに
「これなダニではなくて南京虫だね!」
と特定できないこともあるのだとか。

 

意外過ぎる事実ですが、
多くの皮膚科医は虫に関する知識はほとんどないのだとか。

 

虫刺されに対する症状を抑える知識・技術は持っていても、
その症状から「虫」そのものを特定することは難しいのだそうです。

 

ネットで調べてみたところ、南京虫に関する治療に定評があるのは
東京都千代田区の九段坂病院ですね。
皮膚科の中に「動物性皮膚疾患外来」という特別な部門が設けられており
こちらの大滝倫子先生の治療が超・人気です。

 

予約制で、しかも

 

「水曜日の午前中のみ」

 

と受診日が限られていますので
当然のことながら予約を取るのは非常に難しいのですが・・・。
だいたい、電話した翌週、翌々週を目処に受診予約が取れるそうなので、
まずはお問い合わせを!

TVで紹介された発見方法

私が南京虫の脅威について初めて知ったのは、NHKのニュースでした。
ニュースで取り上げられるくらいですから、
やはりその大発生は深刻な問題になっているんですね。

 

被害拡大を防ぐためには、早い段階でその存在に気づくことです。

 

そこで、その番組内で紹介されていたのが

 

ドライアイスを使った発見方法です。

 

ドライアイスに水を加えると白いガスが発生しますよね。
あの正体は二酸化炭素。
私たちの呼吸で吐き出される息にも二酸化炭素が含まれていますが、
ダニや南京虫はこれを検知して近寄ってきます。

 

この習性を利用して南京虫をおびき寄せるという方法ですが、
さらに「ドライアイスはツルツル滑りやすいお皿に載せておく」というのがポイント!
南京虫は滑る素材が苦手なので、一度そのお皿に入ってしまうと
這い上がって出ていくのは難しいのです。

 

このトラップ(罠)をベッドやソファー、タンスの裏などに仕掛けておきましょう。
(ダニと同じように、暗くて高温多湿の場所を好みます。)
夜行性という性質を利用して、夜間にセットしておくのがオススメですね。

 

トラップに仕掛けられた南京虫を発見したら、
保健所などに持ち込んでご相談を。

 

駆除は素人には難しいので、
専門家の力を借りるのが確実です。

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